東海道五十三次のどまん中【袋井宿】「たまごふわふわ」
江戸(現在の東京)と京都を結ぶ東海道五十三次のどまん中に位置する宿場町が【袋井宿】です。
1813年、大阪の豪商「升屋平右衛門」が大阪から江戸を経て仙台へ向かい、再び江戸を経由して大阪へ帰着する旅をしました。その旅の記録が「仙台下向日記」に残されています。
この日記には、複数の宿場町で 「たまごふわふわ」 を朝食として食べたとの記載があり、袋井宿の 大田脇本陣(中本陣) にて食べたことが分かっています。
【江戸時代末期(1843年)の袋井宿】
この頃、袋井宿には幕府の大名や公家が宿泊する 本陣が3軒 ありました。
- 東本陣(200坪超え)
• 江戸に一番近いため、位の高い大名たちが宿泊 - 中本陣(約200坪)
• 「升屋平右衛門」がたまごふわふわを食べた場所 - 西本陣(約200坪)
また、宿場町には 旅籠屋50軒、家195軒 が並んでいたとされています。
【たまごふわふわの再現と和の湯での提供】
当時の料理本からレシピを再現し、現在 袋井市内の数店舗 で「たまごふわふわ」を味わうことができます。
和の湯でも提供しており、当館の たまごふわふわは、自家養殖のとらふぐ入り です。
材料は たまごとだし汁だけのシンプルな料理 ですが、江戸時代から続く歴史ある卵料理です。
ふわっふわの食感をお楽しみください。
(※その他のメイン料理と共に味わうのもおすすめです♫)